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亀井代表「つまらん男だが、私なりのけじめ」(読売新聞)

 ◆国民新党の亀井代表の記者会見の要旨◆

 民主党から「郵政改革法案を臨時国会で成立させることで連立を継続したい」という申し入れがあり、党全員で協議した。

 代表である私は、両党間における約束を破られた、履行させることができなかった責任があり、閣内から出ることを了解いただいた。(菅)首相から電話が入り「改めて話をしよう」と言われたが、「政治家として閣内に残ることはできない」と申し上げた。

 つまらん男だが、私なりのけじめの付け方があり、それが変わることはない。連立は継続する。郵政改革法案は臨時国会で最優先で成立を図るということであり、民主党が真摯(しんし)な努力をするなら「信用できない」とはならない。

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はやぶさ君 人気加速 13日に地球帰還(毎日新聞)

 小惑星の岩石採取に挑戦し、7年余の旅を続けた宇宙航空研究開発機構(JAXA)の探査機「はやぶさ」が13日、地球へ帰ってくる。インターネットの動画サイトには、はやぶさを取り上げた動画が多数投稿され、JAXAの「はやぶさツイッター」(簡易ブログ)のフォロワー(閲覧者)は2万3000を超えた。愛を込めて「はやぶさ君」と呼ばれる、異例の人気の秘密は--。【西川拓、永山悦子】

 ◇数々の危機克服に共感

 はやぶさは、03年5月に鹿児島県から打ち上げられ、地球と火星の間にある小惑星イトカワを目指した。新型の電気推進エンジンや小惑星での岩石採取、試料の回収など多くの新技術に挑戦した。重要機器の故障や通信途絶、エンジン停止などのトラブルに何度も見舞われたが、そのたびに危機を乗り越え、関係者からは「不死鳥」にも例えられる。そんなはやぶさの姿に、熱い思いを重ねるファンは多い。

 ◇実物大模型、ジャズも

 はやぶさへの愛を実物大(最大幅5.7メートル)の模型に込めたのは、愛知県岡崎市で自動車修理工場を営む肌附(はだつき)裕矢さん(30)。はやぶさが小惑星イトカワに到着した05年ごろから情報を集め始め、昨年11月、エンジン故障のピンチから立ち直ったとのニュースに「はやぶさの頑張りを多くの人に知ってほしい」と模型制作を思い立った。

 仕事柄、旋盤の扱いや溶接、塗装はお手のもの。「インパクトが重要」と実物大にこだわった。エンジンの噴射口はステーキ皿に穴を開けるなど、150点以上の部品を手作り。本体はアルミホイルで覆って金色に塗った。同12月からは休日返上で取り組み、約5万円かけた力作は先月完成。制作過程を「ニコニコ動画」(http://www.nicovideo.jp/watch/sm10757175)に投稿したところ、約1万7000回の視聴があり、「すごすぎる」「涙出てきた」など称賛のコメントが寄せられた。

 このほか、動画サイトには、はやぶさをアニメにした作品などが多数投稿されている。はやぶさの旅をイメージしたジャズの組曲も作曲され、CDの販売までされている。

 ◇キャラでファン拡大

 人気に火を付けたのはJAXA未踏技術研究センターで研究する小野瀬直美さん(38)。小野瀬さんは打ち上げ前の01年、はやぶさを多くの人に知ってもらおうと、研究仲間の奥平恭子さん(37、現・会津大准教授)とキャラクターを描き、手作りの小冊子「はやぶさ君の冒険日誌」を作った。

 それが08年、JAXAのホームページで近況を知らせる「今週のはやぶさ君」に採用され、数々のトラブルを乗り越えたけなげなキャラクターがファン層を広げた。

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「不関与・疑惑なし」が明確に=小沢氏が不起訴処分でコメント(時事通信)

 民主党の小沢一郎幹事長は21日、自らの資金管理団体をめぐる政治資金規正法違反事件で、東京地検が不起訴処分としたことを受け、「私の関与や疑惑がないという事実を明確にしていただいたものと受け止めている」とのコメントを発表した。
 また、小沢氏はコメントで、東京地検の3度目の事情聴取について「事実をありのままに説明した。今回の説明で特に留意したのは、これまで以上にどなたにも理解していただけるように説明することだった」と強調した。 

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男性の死亡認定取り消し=失跡後、北朝鮮でかつて生存-海保(時事通信)

 石川県から1963年、漁船で出港して行方不明となり、海上保安庁の死亡認定後に北朝鮮での生存が判明した寺越外雄さん=失跡当時(24)=について、同庁が認定を取り消す決定をしていたことが13日、支援団体への取材で分かった。
 寺越さんはその後、北朝鮮で死亡したとされる。支援団体は「これで第一段階をクリアできた。北朝鮮にいる子供の日本国籍の取得と帰国に向け、活動を続けたい」と話している。
 支援団体「救う会兵庫」によると、決定は12日付。同日夜に神戸市に住む兄文雄さんに連絡があったという。既に法務省と今後の手続きについて協議を始めているという。 

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指名手配犯、逃さない! 街頭に光る“眼光”「ミアタリ」 (産経新聞)

 【衝撃事件の核心】長期間逃亡する殺人犯など、500人もの指名手配犯の特徴を頭にたたき込み街中から捜し出す男たちがいる。DNA型鑑定やNシステム(自動車ナンバー自動読み取り装置)など、科学捜査の手法が日進月歩の発展を遂げる一方で、男たちは驚異的な記憶力と鋭い勘だけを頼りに犯人を追いつめていく。男たちが所属するのは警視庁捜査共助課「見当たり捜査班」。古い手法のように思えるが歴史は意外と浅い。発足から10年を迎え、蓄積された経験と練度により最近、摘発の数が急増している。捜査の現場で何が起きているのか。職人技に迫った。(中村昌史)

  [フォト]街頭に光る“眼光”「ミアタリ」

 ■「警察!?うそに決まってる」…放心する手配犯

 今年4月、東京・新宿の繁華街。スーツ姿の会社員、学生のグループ、楽しげに言葉を交わすカップル…。数え切れないほどの人波を1人の男が足早にかき分けていく。男は42歳。岡山県で窃盗を働き、指名手配を受けて逃亡中の身だ。犯行後、新幹線などを乗り継いで新宿までたどり着いていた。

 約1カ月間の逃避行。この日も、「無事」に終わるはずだった。しかし、男に背後から鋭い視線を送る男性がいた。次の瞬間、男の周囲を数人の男性が素早く取り囲んだ。事態を飲み込めず、とまどいを隠せない男を諭すように、1人が声をかけた。

 「警視庁です。ちょっとよろしいですか」

 男を取り囲んだのは、警視庁捜査共助課の見当たり捜査員だった。

 「警察!? うそに決まってる。あんな格好の捜査員がいるもんか。どこから跡をつけてたんだ…」。護送される途中、男はあきらめきれないように、何度もつぶやいたという。

 「自分を捕まえたのが警察官だと信じられない犯人はよくいますよ」

 見当たり捜査員が巡回する豊島区内の一角を見渡しながら、同課の係長、大木幹雄警部(57)は苦笑した。大木警部は、都内で見当たりにあたる12人の捜査員を束ねている。

 捜査員は一見して捜査員とは分からない格好だという。どのような捜査をしているのか。ゴールデンウイークが終わった今月6日、見当たり捜査の現場に同行した。

 豊島区内の繁華街の駅周辺。学生やサラリーマン、家族連れが行き交う。大木警部は群衆に鋭い視線を向けている。だが、周囲を見渡しても「刑事」の姿は見つけることができない。

 「ほら、あなたの横にいるのがそうです」

 気づけば、近くに立っていたのはひげを蓄え、ジャージーや長袖のTシャツを着込み、リュックやポーチをさげた若い4人組。なかには茶髪の男性もいる。いわゆる刑事のイメージとは対極のスタイルをした男たちがそこにはいた。

 捜査員は「空気」のように存在を消し、街に溶け込んでいた。手配犯が感づけないのは無理もない、と感じた。捜査員は自然を装いながら手配犯の顔を見抜いていく。

 ■脳裏に焼き付けた500人の“顔”

 システム手帳大のファイルを捜査員は携行している。中には手配犯の顔写真が収められており、見当たり捜査の最大にして唯一の「武器」とされる。

 警視庁だけでなく全国の手配犯を合わせると、顔写真の数は500人にも上る。年代別や、容疑者名のあいうえお順など、捜査員それぞれの方法で整理された「顔」だ。正面から撮った写真と、斜め前から撮影したものをセットに、氏名や容疑、身体的特徴などが書き込まれている。

 捜査員は1日の多くを費やし、膨大な「データ」を記憶に焼き付ける。だが、逃亡中に髪形を変え、体形も変化する手配犯は少なくない。さらに整形手術を繰り返し、追跡を振り切ろうとすることもある。

 そうした手配犯をどうやって見抜くのか。

 「目を中心にした顔の真ん中の部分を見る。『目の玉』の雰囲気だけは簡単には変わらない」

 大木警部はさらりと言ってのけるが、たやすい作業ではないことはうかがい知れる。

 「表現するのが難しいが、黒目や白目の大きさなどは人それぞれ。手配犯を見つけると、目の部分が『バシッ』と頭に入ってくる」(大木警部)

 捜査班の主任、宮田理一郎警部補(45)=仮名=も「顔写真を『覚えたつもり』では、全然ダメ」と力を込める。手配写真はあくまでも“静止画”で、動きまわる実物とは別物だ。

 「ホシ(犯人)は静かな部屋でじっとしているわけではない。パチンコ屋の大音量の中、街中の雑音の中で動き回るホシをとらえないといけない」(宮田警部補)。手配犯とおぼしき人物を見かけても真正面からのぞき込むわけにはいかないからだ。

 例えば、パチンコ店で「怪しい人物」を発見した場合は隣に座り、チラリと横顔をのぞき込む。サングラスを掛けていれば、目尻に空いたわずかなすき間から目の特徴を見極めるという。

 「ちょっとした拍子にまともに視線があって、にらみ合いのようになることだってありますよ」(宮田警部補)

 ■“アナログ”手法の成果 摘発の大きな武器に…

 見当たり捜査は昭和53年ごろ、大阪府警で誕生した。手配犯の顔写真を捜査員の頭にインプットし、盛り場などを流す。手法はシンプルだが威力は大きい。

 逃亡犯を摘発する捜査手法の基本は、肉親・知人の住居や、犯人の生活拠点の周辺を当たる追跡捜査。ただ、家や財産など、すべてを投げ捨てて逃亡する犯人の場合、捜査の端緒から行き詰まることもある。

 こうしたケースで切り札の一つとなるのが見当たり捜査だ。

 警視庁でも、手配犯の検挙態勢強化などを目指し、平成13年に見当たり捜査班を設置。21年には過去最多の65人を逮捕した。警視庁が逮捕する指名手配犯全体の10%近くを「見当たり」による逮捕が占め、今年もすでに33人を逮捕するハイペースで実績をあげている。

 最新の科学捜査が事件解決の決め手として脚光を浴びる一方、見当たり捜査は「捜査員の地道な努力に支えられた極めてアナログな手法」(大木警部)だ。

 全国の警察がその技術を活用して手配犯らの摘発につなげており、警視庁と大阪府警のほか愛知と兵庫の両県警でも専従捜査班を組織している。いずれも大都市の繁華街を持つ共通点がある。これには理由があるという。

 警視庁では今年、10年前に新宿の喫茶店で客から現金を奪った容疑者の男を豊島区内のパチンコ店で発見、強盗致傷容疑で逮捕した。「逃げていたわけではない。ここ2~3年は繁華街のマージャン店で働いていた」。男はこう供述した。

 「指名手配犯は繁華街に集まる傾向がある。閑散とした場所では目立つが、人が多いところは安心感があるのかもしれない」

 捜査幹部は、手配犯の心理をこう分析する。それだけに、繁華街に狙いを定める見当たり捜査は長期逃亡犯の発見に力を発揮しているのかもしれない。

■忍耐、我慢…寄せられる期待

 酷暑の夏、凍える真冬。街中にたたずむ捜査員に季節や天候は関係ない。殺人や強盗事件では現場から採取された証拠を積み上げ、最新の科学捜査をも駆使して捜査を前進させることができる。だが、見当たり捜査は、目の前に現れる確証がない手配犯をひたすら待ち続ける「我慢比べ」の捜査でもある。

 「短期間にホシを何人も挙げることがあれば、数カ月、1人も挙げられないこともある」

 宮田警部補は、厳しい表情で語る。それでも手配犯が自分の前を通りかかる瞬間を信じて、集中力を維持する「自分自身との戦い」を続ける。

 班で最年少の坂下圭二巡査部長(28)=仮名=は、見当たり捜査の醍醐(だいご)味を熱っぽく語る。「何百人もの捜査員が検挙できなくても、写真1枚でホシを挙げられることができる」。

 ホシを割り出すのは視覚だけでない。街を歩く人の流れや読み、犯人の立ち回り先を想定する。臭いや声までも含め、全身の五感を研ぎ澄ますことが必要だという。

 全国警察の最大の懸案は、3人のオウム真理教特別手配犯の発見だ。その日が来るのか。見当たり捜査員にかかる期待は大きい。

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